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ルールをなくそう
何かミスをすると、その防止策として新たなルールが決まります。
問題なのは、ルールが一度決められると、それが営々として続くことなのです。
誰も、「もう安心だから決めたルールをなくそう!」とは言いません。
それは、「また起こると困るから」と、保険のために続けることから、ルールがドンドン増えていきます。
その際たるものがチェックです。
何かミスをするとチェック項目が増えたりダブルチェックをしたりで、仕事をした後のチェックが、20~30項目あり、それを2人でしていることも珍しくありません。
仕事に追われている状況からして、20項目や30項目もチェックできないはずです。
だから、肝心なチェックまで手抜きをして、またミスをすることになることもよくあります。
また、チェックの内容を見れば、50~60%は、もう対策もしっかりして安心できるようになっているはずで、チェックする必要がないものが多いです。
ですから、当たり前にできるルールは、ドンドンなくし、チェックをするのが目的にさせないことです。
ルールのない職場は、働きやすい職場のはずです。
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