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情報の速さだけで判断しない
情報が速ければ早いほど、その情報の内容の充実度は落ちます。
例えば、テレビを見ていると地震速報が流れることがありますが、速報では、「○○地域に震度5の地震がありました。この地震による津波の心配はありません」と情報は限られた内容になっています。
そして、時間が経過すると、震度ごとの地域や被害の状況が具体的に報道されます。
さらに、翌日になると、被害状況がより具体的に報道されます。
当り前ですが、情報充実度は、時間を経ると共に増していきます。
私たちは情報の速さを重要視しがちですが、仕事をする上では、速さも大切ですが、充実度がより重要になることが多いです。
よく速報で手を打った後、より具体的な情報が入り手を打ち直すことがあります。
したがって、現場を混乱させないためには、速報は速報として聞き、手が打てる充実した情報を入手して行動することがより重要になります。
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