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課題発見力を高める
「職場の課題は何か」とか、「課題を解決するためには・・」などと、「課題」と言った言葉をよく使います。
では、その「課題」とはどのようなことを言うのでしょうか。
課題とは、求める姿や目標と現状のギャップを見つけ、そのギャップを埋めるための策のことを言います。
つまり、課題は、求める姿や目標がなければ、現状を維持するだけで、課題を明確にすることができません。
例えば、求める姿や目標がなければ、設備が故障した時に、「ここを直そう」と故障した個所の修理をするだけになります。
「設備のメンテナンスをして、安定した稼働体制を作る」といった目標があれば、故障したときに、「なぜ故障するのか」を考え、故障の原因である「メンテナンスの項目の見直しと担当者を明確にする」ことが課題となります。
課題解決は、求める姿や目標達成に向けた取り組みであり、その場その場の思いつきで行う取り組みとは違います。
何かある都度、「本来どうあるべきか」を常に考え、課題発見力を高めなければ、活性化した職場を作ることはできません。
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