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数字を鵜呑みにしない
数字は過去の実績を表し、それを元に方向付けします。
例えば、「A製品とB製品は同じ売上げの傾向です」。そして、「B製品はG製品と同じタイプですから、これからは、G製品に重点を置くとB製品と同じように伸びます」と言われれば、「なるほど」と思ってしまいます。
このように、数字で示されたことをそのまま受け入れて方向付けする前に、その数字の根拠を明確にする必要があります。
A製品の内容とB製品の内容を分析し、B製品のデータにある顧客からの特需が入っていれば、それは特殊要因であり、その数字を除くとA製品=B製品になるかを検証しなければなりません。
その根底が違えば、G製品がB製品と同じ傾向を示すとは言えず、方向付けが違ってきます。
私たちは色々な数字を見ながら判断したり方向付けしたりします。
そのため、出てきた数字の根拠や傾向をよく分析して判断や方向付けをしなければ、間違いを犯すことになります。
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