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少しでも効果があれば実行する
改善をする場合、大きな効果を求めたり、今までのやり方を大幅に変えようとしたりします。
つまり、大きな効果を狙おうとしがちです。
この大きな効果を求めたり、やり方を大幅に変えようとすれば、それだけ意見の調整や抵抗があるため、なかなか進まず頓挫することが多くなります。
また、チョットした改善や効果が少ないものは改善とは思わず、「それぐらいの効果ではやっても仕方がない」と現状を変えようとはしません。
つまり、小さな効果のために現状を変えるのが面倒なのです。
ですから、「それぐらいの効果ではやっても仕方がない」との言い訳で流してしまおうとします。
しかし、小さな効果が積み上がると大きな効果になることはいうまでもなく、少しの効果でも実行することにより、発想の転換が図れます。
つまり、現状肯定型から疑問型に転換でき、常に仕事の見直しができるようになるのです。
この常に仕事の見直しができることが大きな効果なのです。
ですから、小さな効果でも着実に実行している職場ほど活性化が進みます。
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