© IEKEIEI All rights reserved.
数字の奥を分析する
月次の報告で、計画と実績の差、つまり「計画達成率が95%で順調に行っています」といった報告をしている人がいます。
そして、「95%であればうまく行っている」と何の質問もなくその場がおさまります。
計画達成率が「95%だから順調」であり、「70%だから問題だ」といった判断は大変危険です。
それは、達成できていない5%の中に、本質的に解決できていない問題が潜在していれば、それが顕在化したときに大きな障害となって出てくることがよくあるからです。
ですから、計画達成率だけで判断したり報告したりせず、未達成部分の問題を分析した報告や判断をすることです。
数字の奥には色々な要因があり、その結果が数字となって顕在化しています。
数字は、その奥にあるいろいろな要因の分析をするための手段であることをよく理解することです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。