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手段を目的にしない
何をするにも目的を達成させるための手段があります。
例えば機械がトラブラないように定期的にメンテナンスを行うことがあります。
これは、トラブルを防ぐ目的の1つ手段としてメンテナンスを選択しています。
そのトラブルを防ぐためのメンテナンスは、チェックしながら異常を見つけることが、目的を果たすための行動になります。
しかし、多くの場合、チェック表に挙げられている項目を確認するだけで、異常の予知があってもやり過ごすことが多いです。
これは、トラブルをなくす手段であるチェックが、チェックするのが目的になってしまい、異常の余地を見つけ出す行動が取れたいないことになります。
私たちが行っている仕事は、何かを達成させる目的の手段でしていることがほとんどです。
しかし、今行っている仕事が目的になってしまい、何の目的で行っているかを考えようとしていません。
その結果、目的には関係ないことまで手を広め、ムダな仕事をしていることが大変多いです。
一度、自分がしている仕事の目的を明確にすることも必要でしょう。
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