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生存バイアスに気をつける
生存バイアスとは、表面化(生存)している情報(サンプル)のみを利用して、仮説や結論をを出すことを言います。
例えば、ヘビースモーカーの親戚の人がどちらも長生きしているとし、「タバコが寿命を縮めるとは言えない」といった結論を導き出すことを言います。
これは、会議などで都合のいいデータを示し、自分が考えていた方向に導き出すときに使うことがあります。
また、少ない情報を元に仮説を立てて方向付けしたときに別の情報が入り、立てた仮説が本筋でなかったことに気がつき、方向転換するときもあります。
このように、表面化している情報だけで結論を出すことは、大きな危険を伴います。
ですから、情報が少ない場合や偏っていると思ったときは、広く情報を集め直したり情報の根拠を問いただしたりして仮説や結論を出すことが大切です。
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