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「わかった」は「わかっていない」と思うこと
人と話している時、または人に頼んだ時、「わかった?」と聞くと、「わかっています」と答えたので頼みごとをすると、思ったアウトプットが出てこない時があります。
これは、「わかった」が、実は「わかっていない」結果です。
つまり、「わかった」のは上辺のことであり、上辺の「わかった」はわかったことになりません。
ですから、頭で「わかったつもり」でいるため、実際にやってみると違いが出てきて行き詰まります。
つまりは、「わかりました」は「わからない」のと同じなのです。
「わかった」ということは、「目的達成の行動ができる」ということで、目的達成の行動に置き換えられないのは「わかった」ことにはなりません。
「わかった」のと同じように「知っている」ということも、「知っている」ことが実際に行動できなければ、単純に「知っている」だけなのです。
「知っている」、「分かっている」と答えている人に頼んでできないのは、実は「知らない」、「わかっていない」ことです。
したがって、「わかっています」と答えた人に、「どのように進める?」と手順を聞くことが必要です。
決して「わかった」「知っている」を鵜呑みにしないことです。
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